今日、シフト・予約マッチングアプリ Shiftaru(シフタル) を正式リリースします。
ずっと「開発中・体験版」と書き続けてきたこの連載を、はじめて胸を張って「正式版です」と言える日が来ました。個人で作ってきたアプリなので、少しだけ、感情のこもった文章を書かせてください。
🎉 正式リリース
Shiftaru の正式版を公開しました。無料の練習モードは今までどおり、登録なしで試せます。
👉 https://shiftaru.com
Shiftaru は、何をするアプリか
ひとことで言うと、お客さんの希望とスタッフの空きを、自動でマッチングして、シフト(予約)を組むアプリです。
エリア・資格・希望日時・稼働上限——現場のルールをそのまま渡すと、数百件規模でも数秒で、条件に合ったシフトのたたき台ができます。出張撮影、家庭教師、訪問介護、店舗。業種ごとの「組みにくさ」を、仕組みで軽くします。
なぜ、これを作ったのか
きっかけは、ずっと同じ光景を見てきたことでした。
シフトを組む人が、2つの表を見比べながら、頭の中でパズルを解いている。「この人はこの日空いてたはず」「でもここに入れると別の予約とぶつかる」。毎週、前回の表は使えず、ゼロからやり直し。人が一人休むだけで、全体が玉突きで崩れる。
これは、担当者の能力の問題じゃない。条件が、人間の手に負えないほど多いだけなんです。だったら、そこは機械がやればいい。人は、最後の判断だけすればいい。——そう思ったのが、すべての始まりでした。
どうしても譲れなかった「送らない」
作るうえで、ひとつだけ絶対に曲げたくないことがありました。
お客さんの個人情報を、自分のサーバーに預からない。
便利さのために、ユーザーのデータをクラウドに集めるのが当たり前になっています。でも、シフトが扱うのは、氏名・連絡先・住所・ケア内容といった、とりわけ機微な情報です。それを他人(=私)のサーバーに置くことが、本当にいちばん良い設計なのか。ずっと引っかかっていました。
だから Shiftaru は、読み込んだデータをあなたのブラウザの中だけで計算します。 私のサーバーには送られません。「厳重に守ります」ではなく、「そもそも受け取らないから、漏らす元データを持たない」。この一点は、最後まで曲げませんでした。(詳しくはこの設計の話で)
正直に言うと、簡単じゃありませんでした
ここまで、まっすぐ来られたわけではありません。
とくにGoogleのOAuth審査には、何度も跳ね返されました。同じ指摘で落ち続けて、文言を直しては、また落ちる。何が本当の原因なのか分からず、正直、心が折れかけた夜もありました。
ある日ようやく、真因にたどり着きました。「文言」ではなく「仕組み」の問題だった——原因が分かってしまえば一本道で、直したら、通りました。承認のメールを見たときは、思わず声が出ました。
そして、ひとりで作っていたつもりでしたが、ひとりではありませんでした。体験版を触ってくれた人、noteを読んで感想をくれた人、「ここが分かりにくい」と教えてくれた人。その一つひとつが、この正式リリースまで背中を押してくれました。本当にありがとうございました。
正式リリースで、変わること
いちばん大きいのは、実運用で安心して使えるようになったことです。
これまでは、Googleフォーム自動生成の初回に「未確認のアプリ」という警告が出ていました。審査を通過したことで、その警告が消え、回答者の人数制限もなくなりました。これで、実際のお客さん・スタッフに、気兼ねなくフォームを配れます。
でも、いちばん大事にしていることは変わりません
「正式リリース=さあ買ってください」にはしたくありませんでした。
Shiftaru は、買う前にアルゴリズムを丸ごと試せます。 無料の練習モードは今までどおり。しかも人数を指定できるので、「20人」でも「500人」でも、自分の現場に近い規模で、実行速度も操作感も確かめられます。
「これなら毎週の組み直しが楽になる」と、自分の目で確かめてから。それで合わなければ、離れてもらってかまいません。まず、さわってみてほしいんです。
料金
- 週プラン ¥3,000 / 週 — まず短期で試したい人の入口
- 月プラン ¥10,000 / 月 — 定期運用の主力(週換算で割安)
1つのライセンスで3端末まで。決済は Merchant of Record 経由で、カード情報は私には一切渡りません。有料になるのは「実データの読み込み・CSV出力・フォーム自動生成」=実運用に入るときだけです。(詳しくは料金の回で)
これからのこと
正式リリースは、ゴールではなくスタートだと思っています。
対応業種はまだ広げられるし、海外にも届けたい(このブログは英語版も用意しました)。使ってくれた方の声を聞きながら、これからも地道に良くしていきます。
最後に
もしあなたが、毎週のシフト作成に消耗しているなら。あるいは、お客さんのデータを他人のサーバーに預けることに、少しでも引っかかりがあるなら。Shiftaru は、その両方のために作りました。
登録もいりません。まずは練習モードで、一度さわってみてください。
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。いってきます。
- ▶ https://shiftaru.com(無料の練習モード・登録なし)
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